どうしたら「余計な事を教え込まずにいられるか?」

 

他人を見て

”この人なんでこんな事やってんのかな”
”なんでこんな姿勢してるのかな”

って思う事があるでしょう?

僕もずーっと思ってました。

”なんでこの人、何度言っても、
肩甲骨を背骨の方に寄せて窮屈そうな姿勢を取るんだろう?”

”なんでこの人(ある年配の方)は、ひっくり返りそうになりながら、
つま先を上げたまま(長靴を履いたような足首の形で)歩き続けるんだろう?”

って。

そういう人によくよく聞いてみると、大抵、誰かに教わった事なんですね。

「これが正しい姿勢だよ」って。

そのへんちくりんな正しい姿勢は、
ある時期には通用したかもしれないし、
必要だったのかもしれません。

でも今は、その ”正しい” 姿勢こそが、
次の段階に行こうとしている時には行く手を阻んでいるのです。

これまでに何度も書いていますが、何度繰り返しても足りないくらい、
インストラクターの人には心得て欲しい事です。

インストラクターは真面目な人が多くて、
よくこう言います。

”一生懸命勉強して、少しでも正しい事を教えたい”

”正しい事を教えたい” そんなものは幻想だ、
丸ごと間違っている可能性がいつでもある。

あなたが信じているその理論は、今この瞬間も、
別の理論から見たら丸ごと間違っている。
本当はどちらが正しいのか分からない。

あなたが正しい動作・姿勢だと ”教え” さえしなければ、
あなたの生徒は、簡単にソレを手放したかもしれないのに、
あなたが教えた事が呪縛となってアイデンティティとなって、
その人の成長を阻んでいる。

それはビジネス的には、
あなたに依存させる事ができていいかもしれないけれども、
それは教育者の態度ではない。

指導する時は、いかに教えているフリをして教えないか、
これが大事です。本当に大事。

心せよ。

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