ここのところ、ずっと追われていた助成金の報告書をようやく出し終えました。この大変さがどうして生まれるのだろう・・・とずっと考えていました。
なぜ「1箇所に振込をした」ことを示すために、
見積書・請求書・納品書・業務報告書・振込依頼書・通帳の表紙と引落があったページのコピー・領収書が必要なのか・・・
30回振り込んだら同じような書類を240枚用紙しなければならないのです。これって何かに似ている、とずっと考えていました。
恋をしたことがない人に、恋をする毎日を説明するような・・・
絵を見て感動したことがない人に、絵のよさを話すような・・・
スマホを使ったことがない人に、スマホの便利さと中毒性を説明するような・・・
体が力みまくっている人に、力を抜いてみなというように・・・
沖縄で過ごしたことのない人に沖縄を説明するように・・・
腰痛を味わったことがない人に腰痛について話すように・・・
体験があれば一言で分かるのに、現場にいない人に説明するのは膨大な時間と手間がかかる、という本質的な問題を孕んでいるんじゃないかと思いました。
現場に足を運び、からだで感じる人生を歩んでいきましょう!
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