「なぜ、鼻の穴を広げて、という動作があるんですか?」
おやすみハーモニーのレッスンを行なっていて、たまにいただく質問です。一言で答えるなら、「動く場所で固まりやすいから」ということに他なりません。鼻の辺りだって筋肉の集まりですから、緊張もするし凝ります。
それよりも面白いのは、「なぜ、腕を動かすの?」という質問がないことです。
「なぜ足首を動かすんですか?」
「なぜ肩を動かすんですか?」
「なぜ手の指を動かすんですか?」
こういう質問はまずありません。なぜでしょうか。
自分にとって自然に動かす場所については、そもそも疑問が湧かない
この問題は、「心と体」の関係の仕方につながるので、一度腰を据えて解説してみたいと思っていますが、
ここでは簡単に、「自然に動かしているところには疑問が湧かない」と留めておきます。
鼻周辺のように普段固めがちな部位は、動かす、という指示が来るのが奇異な感じがするのではないでしょうか。もっといえば本当に動いていない場所は、動かしたくない、という気持ちも湧いてくるものです。
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