昨日、友人が出ている舞台に行って来ました。
元々日本の劇団とは特に付き合いもないはずなのに、
彼がこの劇団にこだわっているのが分かった気がしました。
明日で終わりますので、都合がついたらラッキーという事で
ぜひ。
舞台名:『ちょっと待ってホッキー』
場所:「龍福寺会館」都営三田線『志村坂上駅』から10分
日時:11月19日 14時のみ
住所:東京都板橋区小豆沢4-16-3
地図:https://goo.gl/maps/osHngEy3DyJ2
この舞台は、先進的な試みを沢山しています。
いわゆる視覚障害・聴覚障害の人でも楽しめるように、
字幕が入ったり、音声ガイドが入っていたりするのですが、
ストーリーで出てくる、映画に(視覚障害者のための)
音声ガイドをつけるシーンは必見!
目の見えない人に、どのように、そのシーンを伝えるか、
(しかもストーリーを邪魔しないように適切な言葉で)
ハーモニー体操の指導にずばり役に立ちます。
運動指導をしている人は、誰でも動きの研究はやりますが、
自分が指示する言葉が、生徒の感覚を乱している
事については、無自覚です。
研究が置いてけぼりになっているのが、
指導用語です。
あらゆる体操指導・運動指導の分野では、
基本的に、目の見える人が見える人に、
耳の聞こえる人が聞こえる人に向けて指導するのが前提です。
その当たり前の関係を疑ってみると、
新しい指導の形が見えてくるでしょう。
舞台では、
感覚チャネルのギャップをうまく笑いに変えています。
「こっちに歩いて来てください」
「こっちってどこよ?」
「ゆっくりと動いてください」
「ゆっくりってどのスピードのことよ?」
という事がうまくコメディとなっています。
映画を言葉で説明する試行錯誤は、ハーモニー
体操指導にも、役にたちます。
人に伝えるのが苦手な人にもぜひ観てもらいたい!
演劇の可能性を観た!
DVDが出たら欲しいな〜
Konrad
PS. ハーモニー体操が他の名前について言えないけれども、
もうちょっとこの舞台名、格好いいのはなかったんでしょうか笑
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